2014年06月16日
55歳からのハローライフを見て思ったこと

NHKの土曜日のドラマで、”55歳からのハローライフ”ドラマが始まった。
1話づつの完決。
今回は、早期定年退職をした男が、"
キャンピングカーを購入して、第2の人生を"
と考えてるんだけれど、女房が反対するんです。
娘には、再就職を勧められて、就活するんだけれど、うまくいかない。
そのうち、体に異変が起こって、精神的におかしくなって、・・・・
そんなストーリーなんだけれど、これって、まさしく自分が体験したことに、そっくりで、
見ていて、主人公に感情移入してしまって、ちょっと辛くなってしまった。
あのときの自分は、もしかして、鬱だったのかも。って思うことが、あったのだけれど、
”想像にくるしめられるんですよ。”
という妄想の中に出てくる先生の一言が、妙に生々しく聞こえてくるんですね。
サラリーマン時代って、結構上下関係、利害関係で成り立っていてそこから、離れると、
すご~く、寂しい気持ちになってくるんですね。
そして、そんな落ちぶれた気持ちを他人にさとられたくない。と思ってしまうんです。
新たな人間関係の構築に慄いてしまう。
ドラマの中で、主人公の妻が、主人公の富裕に、「物やスタイルにしか自分を持てない。」
という部分があるんです。
男って結局自分のことしか、考えていなくって、自分の思い込みの中でしか想像力が
働かない部分ってあるんですね。
”奥様には、奥様の時間がある。”
”だれでも自分の時間をもっている。”
このことを認識するのが、人生にとって必要なことなんです。
結局だれもが、一人で人生の終焉をむかえなければならないのですから。
人生の第2章は、” Let it be"
”ありのまま”を受け入れることから、はじまるんだ。
若いときのように、体も頭も動かない。
どうしようもない。ってことを、歳を重ねるとともに、知ってしまっている。
本田(サッカー選手)みたいに、自分を追い込むこともできないしね。
Posted by OFFICE TOSHI at 18:50│Comments(0)